散策。

山には、散策、探検ポイントが沢山ある。
秘密基地だって作り放題だ。
五感をフルに使って山を歩けば、色んなものが見える。
小さい頃から、天川の大峰山と地元が橋本なので当たり前のように空海に縁があった。
当たり前すぎて山の行事や空海行事が嫌いだったな。（笑）
よく分からずに日常に猿田ヒコや空海があった。
何もない高野山を聖地と決め、即身成仏した空海は何を思い高野を
歩いたのか。
色々、妄想しながらの散歩もまた、いいものだ。
意識して車でも走らせると、そこらじゅうに弘法大使が奉ってある。
今まで何度も通りすぎてた道に入ると、





千願不動の滝。迷路のような赤い橋をどんどん行くと途中に綺麗な滝、
そして、その奥には、やはり、いてはりました。空海。
このひっそりとした場所に一体誰が来るんだろう？と思うほど静かな場所に。
でも、私は高野山の綺麗に祀られた人の多い場所よりも、誰も来る事がないひっそりと静かに祀られている場所の方がなぜか、空海らしい。と思う。

蒼。藍。青。

藍色の空。
夕方の６時ぐらいから、夜に落ちるまでの間に何色かの空色、青色、藍色、群青へと移り変わる。
大好きな時間だ。
お気に入りの花坂一周コースは２０分の散歩道。
林と沢の間を抜けて開けた高台に出れば、お月様とご対面。

自然の蒼には海を表す青が２つある。
ひとつは、タデ科の藍の葉。
藍で染めると海の色。どこまでも、深く染まるのもよく以ている。
もうひとつは、ｸｻｷﾞ。
昔は、家畜よけに家の周りに植えたらしいのですが。。
真っ青の空色に染まります。
ザル一杯の実を集めるのは大変ですが、染まった布を見るとやはり大満足の綺麗なﾌﾞﾙｰでございます。

蒼をイメージして作ったモザイクタイル。





壁パテで回りを埋めて、拭いて、を繰り返す。
完成したら、ﾁｬｲﾊﾈの土壁に漆喰と共に嵌め込みたい。

空と海の蒼のモザイク。

夏。

十五夜の満月は見ましたか？
あんなにでっかくて、眩しいお月さんはそうそうないですね。
とてもいい月夜でした。

3連休の半ば、お友達と山で集合。
鬼ごっこに汗だくになれば、行くしかないでしょ。



裸族が一杯。（笑）

家から歩いて５分ぐらいの清流川。
この奥に滝があり、そこまで川の中を延々歩いていける。
小さな子達は近場で、大きな子は、どこまでも歩きなさい。
どんどん行きなさい。（笑）
マウンテンミストのパワーを貰ったら。。

浮かびながら、走れる。




ように見える。第２弾。（笑）
夏休みの始まりですね。

色遊び。

大好きな赤色第2弾。
ベリーの次は、ソルダムの季節でございます。
今時期、色んな種類のソルダムが沢山。
果肉が真っ赤なものや黄色、オレンジ色や、ピンクなど・・
色別、種類別にそれぞれジャムにし、ビンに移す際、紅、あか、ピンクの層にジャムを入れていく。
ソルダムの赤色レインボーの出来上がりとなる。
これ、テンション上がります。

アーモンド科であるソルダムはやはり、アーモンドと合性がよく、私は
アーモンドスライスを炒りジャムに混ぜるのがお気に入り。
アーモンドにソルダムの色が移り本当に可愛らしい色になる。
カシスシロップを少々混ぜるのも、お勧めです。

そして、今日はヤマモモを沢山いただきテンション最高潮に。（笑）



ベリー系の酵素はとても美味しいですが、このヤマモモもかなり美味しい。
勿論、そのまま食べるのが一番ですが、余れば酵素や果実酒に。
ヤマモモの効能は知らないが、なんか、効きそう。（笑）

赤ジソのジュースも出来上がり、暑い日にスムージーで飲んだり、
寒天に混ぜると目が覚めるぐらいの真っ赤なゼリーになる。

色遊びは楽しい。
夏は、元気な色の果物が沢山ある。
ビビっとくる「色」が自分に必要なエネルギーなんだろうな。
取り込んだ色で、効力を調べるのもまた、面白い。

果物のオーラソーマでしょうか？（笑）

天狗。

がっつり、夏になりましたね。
梅雨から、夏空にすっかり変わりました。
で、水をグビグビ飲みたいと思い、水場探しに。
花坂から、車で７分ぐらいの松本家秘密飛び込みポイントの奥に確か水汲み場があったなと。。。



やはり、ありました。
此処を管理しているお爺さんはこの日、いてなかったけど、一体どれほどの、この広い土地に手を入れ雑木林にしたのかと。そのお爺さんがどれほど優しい人柄か、分かってしまうぐらい隅々まで愛が感じられるお庭でした。
生り生りの胡桃の実や、かやの木、たっくさんの色とりどりの紫陽花、
春にはスミレの大群、数種類の桜や梅や果樹、その他まだまだある。
集落もないホントに山の中の土地を10年、20年かけて自分好みの花や樹を植えまくってある。

そして、爺さん、まだ、余力があったのか。。



奥へ進むと、こんな、アドベンチャーなものまで。（笑）
行くしかない。
へっぴり腰満載で。
辿り着いた先は恐ろしく綺麗な滝。
この景色を見て欲しかったんだな。お爺さんは。
綺麗過ぎて、パワー倍増。
川に浮ける。（笑）ように見える。



前の日に雨が降ったから水が沢山あって豊かな流れでした。

私は、山の嵐が大好きだ。
停電バージョンなんか、得に好みだ。（笑）

晴れの風の中に湿った空気がきたら風が吹きはじめ、雲がかかり、雨の匂いがしてくると同時に雷が遠くに鳴り出す。
そして、大荒れ。
大体、1時間ぐらい嵐の（ジャニーズじゃなく）イベントのあと、蒸せた空気も一緒に捕まえて嵐も過ぎる。
嵐の後の、山の澄んだ空気やマウンテンミスト。たまりません。（笑）

澄んだ空気や、綺麗な花や、美味しい実、流れる川も鳴く鳥も、美しいと想うから、独り占めでも、商売でもなく、ただ単純にこれを人にも味わって欲しいと想い創ったンだろうな。と。
手作りの展望台？には、「３人まで。製作者。」と書いてある。（笑）
スリルと冒険の巻きが一杯だ。
創ってあるもの全て、「創らんでいいもの」（笑）なんだけど。
この、爺さん。好きやわ～～。な場所なのです。

静かに。深く。豊かに。生きるを教えてくれる天狗岳の麓の天狗爺さんでした。

私も、「いいもの」創ろう。