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http://siongarden2011.blog119.fc2.com/blog-entry-18.html
いつもお世話になっている南農園さん。
旬の野菜の味は本当にワイルドでこれからの季節が楽しみだ。
味が濃厚なため、蒸して食べるだけでテンションが上がる。
そして自家製の粉は私好みのどっしりと噛み応えのあるパンになる。
冬から春へ。
知り合いの爺様達が一番元気になりだす時だ。(笑)
体に土と自然のリズムが染み付いてる尊敬すべき人達だ。
20歳の頃、戦地に行く1週間前に終戦し、和歌山の山奥に移りその土地を耕しなんとか食べれるようになった頃、山津波で壊滅。
私が昔、住んでた美里のイシガミネは当時の生き残りメンバー何人かで
それこそ手作りした集落だ。
「道がなければ作ればいい」何度このせりふを聞いたか。。
5月にマムシの肝を吸えば1年風邪ひかんと地下足袋に竹で作ったナイフをさしてあった。
何でもして生きてきたから何でも出来る。
自分の尺度で何もかも当てはめるから山から下の国道には出せない。(笑)
ホントの底力を知っている世代。
「放射能のくそったれが」とかかってきた電話の最後に「命があれば種は撒ける」と大声で叫んでた。
心して種撒きします。
さて、春の蚤の市。
16日の土曜日は南堀江裏庭蚤の市に出店します。
2月3月出店出来なかった分、心を込めて作ります。
ぜひ、お越し下さい。
綺麗な海で泳いでる。
嬉しくてどんどん泳ぐ、進むうちに海水はどんどん濁って、しまいには壁にぶちあたる。あせって反対側に泳ぐのだけどまた壁。
空を見上げると空にも壁。
自分の泳いでるのは海でなく原子炉の中だと気づく。
そんな、夢を見た。
夢ならいいが、起きても覚めない現実だ。
正体の見えないものほどやっかいなものはない。
3.11からもう1ヶ月。
私にある日突然、「原子炉が壊れました。直して下さい。」と言われても
なんの事だかわからない。
まったく直し方のわからん「私」の団体が東電か。。。
放射能の安全基準地は、基準値の何倍、何倍と毎日引き上げられる。
変更できる安全基準ってなんなんだ?
毎日、風向きをチェックする事に慣れ、雨には気をつけおまけに放射能も愛で包んだらどうにかなるのか?
どうにもならない。
どうにもならない流れに乗せられ、流れ出た汚水の食物連鎖や5年、10年先にもっと悪い現実を見る。
その現実に直面する子供達。
どんな小さな事にも誤魔化されてはいけない。
細かな情報なんか知らなくても、良いものと悪いものの区別ぐらい子供でもできる。
今、起こってる事は慣れる事でも必死に情報を取り込む事でもない。
今なら間にあう選択肢もある。
舵は自分で取るべきだ。