seedfolks 忍者ブログ
天然酵母パン『Seedfolks』のブログ
Admin / Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



蝉は鳴いてますか?

いつもの夏と変わらない夏ですか?

放射能には慣れましたか?

正しく怖がってますか?

基準に満たないとか、どこどこの何分の一だとか報道していますね。

「放射能汚染」なのに。

切ないなあ。

8月2日には10シーベルト。
10シーベルトとは、10000ミリシーベルトだ。
東海村バケツ臨界事故で全身火傷、ケロイド状になって死亡した時と同じ
量だ。
1時間その場にいれば2週間以内に亡くなる。
国際基準で人間が1年間に浴びていい限界は1ミリシーベルト。
その1万倍か。
福島1号機で瓦礫の処理をしていた作業員が10ミリシーベルトという事を発見。
線量計が振り切れたというのだから10ミリシーベルト以上だろうな。

少し前までは原発のプールから水があと10センチで溢れると毎日のように騒いでいたのに今はもう、何も言わなくなった。
日本海の魚からもセシウムが検出されたので、1年くらいで日本中の海は汚染され、このまま漏れっぱなしが続くなら5年から10年で世界の海が汚染される。

なんとかならんのか?と心の底から思う。
とにかく止めてくれ。と。

それでなくても、私達は、広島原発の1200万倍の放射性物質をこの国に大事に抱えているのだから。

起こっている事とこれから起きる事と其々が自ら起こしていく事を
今、一度、考えよう。

貴方の理は何処にある?

PR


家から一番近くの子供達のお気に入りスポットの、この緑の入口が私のお気に入りだ。(笑)
緑の輪をくぐり抜けて山道を5分ほど歩くと浅瀬の鳴子川に出る。





この先が滝つぼになっていて、地元の子達はここから飛び込む。
なんて男前なんだ。(笑)

子供達が小さい頃は家探しをかねて、夏は殆ど気に入った山や川でテント
を張って過ごしていた

4番目を産む頃には家が決まってたから彼女以外は皆、どの子の写真も
草原に座布団で寝かされている。というか、転がされている。(笑)
コウロギや蛙を目で追いかけてるうちに、寝返りが出来た。みたいな。
家はないが、素敵な時間でした。

8月は、11日が過ぎるまで何だかドキドキするのは私の細胞が彼が亡くなるまでの11日間を鮮明に覚えてるからだろうな。
今年で4年になるけれど、自分の感覚はまるで前世の事のように思えてしまう。
死に方にいいも、悪いもないが、突然死と言うものは結構きつい。
「生きる」という行動が、食べるとか笑うとか楽しむとか何かを生み出そうとする行為がまったく出来なかった。
何かで読んだ事のある「ウサギは悲しみで死ぬ」と云うのをずっと羨ましく思っていたし、頭の中のイメージは自分で掘った穴に自分で入る。という恐ろしいヴィジョンを描いていた。
パソコンをシャットダウン出来るように自分もシャットダウンしたかった。
念が強かったのか、今も片耳が聴こえない。

しかし、同じ話を100万回もする爺さんの相手には丁度いい。(笑)

今の、私の周りには溢れる生が沢山あり、どんな小さな事も楽しめる元気もパワーもある。
自分の中の何かが終わって、何かが始まったんだと思う。
こんなに「生きる」ということに興奮した事はない。
色んな事を見つめ直して、残った確かなものを大切にしたい。

色んな輪をくぐり抜けてリングはどんどん繋がる。
輪の向こう側の世界はきっと、凄いぞ。(笑)








さて、1週間のお山での子供合宿。
月曜から週末まで沢山のお友達も集合して、例の秘密ポイントに。



軍隊の訓練のようですが(笑)目指す飛び込みポイントまでよじ登り、
辿り着いた場所を見れば、誰だって飛び込みたくなる綺麗な川。
この滝へ降りるアドベンチャー橋を作ったお爺さんにも、3年ぶりに遭える事が出来(生きてて良かった)嬉しかった。
こんな奥の、めったに人も来ないこの場所の第一関門看板には、
「此の然は然のもの」と書かれている。
お金を払い、楽しみを与えてもらうのもいいと思う。
でも、本当の遊びは自分で見つける方がきっと、もっと、中身の詰まったものになる。
そして、その中身を必ず分けたくなるのです。(笑)
毎日、夕方前に水中眼鏡だけ持って川に走る子供達は本当に楽しそうでした。
41歳のお年頃のおじさんは、
パンイチで飛び込み、中1のお年頃の長女もやはり、パンイチでドキドキ出番待ち。
変な光景だ。(笑)



泳いだ後は、腹が減る。
きよむの川魚仕掛け作戦開始。
釣れた魚に群がる子供達。




なんて名前の魚か忘れたけど塩焼きにして食べたら美味しかったな~。
ゲームもテレビもない山で遊びを見つける事が出来るか、出来ないか
楽しめるか、クサルかは大人も子供も同じだ。
ゆっくりさせてくれと心から思うのは昼寝の時ぐらいで(笑)
それぞれがそれぞれの遊びのワールドに嵌る。
遊びの勝者は誰だ?

「此の然は然のもの」

楽しい夏をありがとう。






3.11から4ヶ月が過ち、収束、復興しつつある。という体感がまるでないな。
感じる体感は周りがどんどん、日常へと戻っている。と。
不気味だ。
淀川からも放射性物質が検出されました。
滋賀県にも大阪府下ではありますが、放射性物質は降っているので、琵琶湖に集まって、唯一の出口、淀川から出て行く。
検出結果はごく微量ですが、出ている事が異常事態。
もし、福井で事故が起き、琵琶湖が汚染されれば、それに代わる豊かな水源はない。

福井の原発が事故を起こせば、100年以上関西は水不足になると言われている。

広島で爆発したウランは800g
福島原発は、1号機69t。
2号機94t。
3号機94t。
4号機94t。
凄い、爆弾をかかえているな。

関西で全国トップクラスの量の汚染瓦礫が今後、3年間焼却されつづける。
小さな対処と大きな覚悟を虐げられている子供達を想うと、次々と出されるお題は過酷だ。

イギリスの羊の肉はキロあたり放射性セシウム1000ベクレル以下で出荷できるそうです。
基準を超えた羊は違う場所にうつして、1000ベクレル以下になるのを待って出荷する。
日本でも、福島の牛が全国各地に移された。

これは、イギリスと同じの固体の放射性物質を下げるための対策なのか?
日本の基準は500ベクレルか。。

上には上があるのをいい事に、都合のいいことは取り込むのですね。

こないだ、お爺さんと話してたら。
「日本は復興せんな」と「なんで?」の質問に、
「戦後のわしらと、違う」と。
なんだか、凄く考えさせられた一言だった。

だけど、戦後何もない所から上へ上へを目指して戦ってきた爺さん達と
今の私達が暮らす「ないものがない」うえに放射能のオマケつき。
戦い方が違う。ように思う。

攻めるより、逃げ切る。
私はそう、思う。








山によく真剣に(笑)遊びに来るお友達のきよむくん。
今回のお山ステイは10日間ほど。
納屋の奥から出たきた鰻をさばくためのナイフ。
そして、大量に置いてくれていた砥石。
刃を研ぐのが上手な彼は、多分、明治時代ぐらいのこの、錆びた刃を綺麗にピカピカに磨きあげ、道具をまた、蘇らせてくれた。



なんて、よく切れるんだ。
足りないものは、ウナギだけじゃないか。(笑)
行くしかない。
川へ。
近所に住む、村に2人しかいない中学生の一人。ゆうさんは、首にいつもタオルを巻いて「どない?」と覗きにくるからどう見てもおじさんにしか見えない。
そんな頼りがいのある、ゆうさんのガイドで川にウナギ釣りに。
晩御飯はもう、ウナギの口に。(笑)
釣るしかない、釣れるはず、しかし、そんな簡単に晩御飯は釣れないのだ。
色んなポイントに罠を仕掛けたけど今回は駄目でした。(笑)
しかし、チャンスは諦めるまで、ある。

任せたぞ。(笑)

来週から始まる子供合宿。
子供達のお楽しみ突入でございます。






43  44  45  46  47  48  49  50  51  52  53 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[08/15 hljdgnjjrq]
[08/14 wxmbnqzaen]
[07/24 hmaitmoblq]
[05/19 TrevorRofe]
[03/13 エネルギー名無し]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
あっぺん
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(04/20)
(04/21)
(04/27)
(04/27)
(05/11)
カウンター

忍者ブログ [PR]