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村の回覧板を5件回すと終わってしまうような小さな村で。
15歳から86歳のその日まで毎日、炭を作り冬の凍てつく坂道はツルツルに凍って、爺さんの家に行けないため、煙突から上がる煙が生きている記し、そんな冬のある日。
いつまで経っても回って来ない回覧板。
しかし、下から見れば、煙は上がっている。
心配になった村の爺さんと婆さんが覗きに行くと家には誰も居ない。
炭焼き小屋にもおらん。
炭焼き窯の入り口には爺さん愛用の火吹き竹ひとつが転がっている。
窯の中を覗き込むと、爺さんが炭になっていました。
不意の事故だったらしいのですが、もうすぐ春が来るからと3日前に家の掃除も綺麗に済ませ、火葬まで自分でしたと村の人達は,お葬式の代わりに呑めや歌えやの大宴会で、お爺さんを送り出したそうです。
めでたし。めでたし。
大往生とはこんな事を言うのでしょうか。
人は皆、やがて死にますが、死に方よりも生き方が大事なんだと。
どう生きるかよりもどのように死ねるかを考えないと、死ねないような可笑しな時代になっているように思えます。
どのように死ぬのか。は生きている人間の良し悪しの選択で死んだ側からすれば、どう生きたのか。が魂を納得させるのでしょう。
何に喜びを見出し、何に価値を置き、何を求め、何を追求するのか。
右か左か、会うか会わずか、やるかやめるか、今まで選択してきた日々のチョイスで「今の自分」が在るのです。
自然に生き、愛や喜びを心から感じ、分かち合い、そして、然に帰る。
闇夜の中。
吸い込まれそうな暗さばかりを見て恐怖から有りもしないものを作り出すのか、空を見上げて暗さゆえに輝く星を見るのか。
同じ世界で同じように生きていても、皆、見えるものは違うのだ。
光だけを見る事も、闇だけを見る事も不自然な事。
心ひとつの在り方だけで、見える世界は一瞬で愛に満たされる。
人生は一度。
今日もいいお天気です。
皆様、ごきげんよう。(笑)
15歳から86歳のその日まで毎日、炭を作り冬の凍てつく坂道はツルツルに凍って、爺さんの家に行けないため、煙突から上がる煙が生きている記し、そんな冬のある日。
いつまで経っても回って来ない回覧板。
しかし、下から見れば、煙は上がっている。
心配になった村の爺さんと婆さんが覗きに行くと家には誰も居ない。
炭焼き小屋にもおらん。
炭焼き窯の入り口には爺さん愛用の火吹き竹ひとつが転がっている。
窯の中を覗き込むと、爺さんが炭になっていました。
不意の事故だったらしいのですが、もうすぐ春が来るからと3日前に家の掃除も綺麗に済ませ、火葬まで自分でしたと村の人達は,お葬式の代わりに呑めや歌えやの大宴会で、お爺さんを送り出したそうです。
めでたし。めでたし。
大往生とはこんな事を言うのでしょうか。
人は皆、やがて死にますが、死に方よりも生き方が大事なんだと。
どう生きるかよりもどのように死ねるかを考えないと、死ねないような可笑しな時代になっているように思えます。
どのように死ぬのか。は生きている人間の良し悪しの選択で死んだ側からすれば、どう生きたのか。が魂を納得させるのでしょう。
何に喜びを見出し、何に価値を置き、何を求め、何を追求するのか。
右か左か、会うか会わずか、やるかやめるか、今まで選択してきた日々のチョイスで「今の自分」が在るのです。
自然に生き、愛や喜びを心から感じ、分かち合い、そして、然に帰る。
闇夜の中。
吸い込まれそうな暗さばかりを見て恐怖から有りもしないものを作り出すのか、空を見上げて暗さゆえに輝く星を見るのか。
同じ世界で同じように生きていても、皆、見えるものは違うのだ。
光だけを見る事も、闇だけを見る事も不自然な事。
心ひとつの在り方だけで、見える世界は一瞬で愛に満たされる。
人生は一度。
今日もいいお天気です。
皆様、ごきげんよう。(笑)
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