嵐の青二才。

最近のお天気は読めませんね。
急に暗くなったと思ったら、風が吹き出し、嵐になる。
竜巻なんか日本には来ないと昔は思ってましたが。今はこないと思うものが全部来る時代になっているのでしょうね。

若い頃に仕事の買い付けで何度も走ったアメリカのモハべ砂漠。
此処で一度、砂嵐と竜巻を見ました。
この時は東へ向かっていたのですが、なぜか「南へ」行かないとと思いました。そうしてるうちに、話しかけてきた人が「南へ」のTシャツ。
偶然入ったカフェの看板も「サウス」。
でも、東へ行かなければならない。

どうしたものかと車に戻り考えているとトラックの車体にでっかく書かれていました。
「南へ」。
素直によく分からないまま私も、南へ。（笑）

南へ向かってるけど。何処へ行ってるねん。私。状態が２時間ほど経った時、
追い越したトラックの兄ちゃんが大声で「もっと南へ走れっ」と言いました。
凄い、顔で。
何処までも続く砂漠の中の道のずっと向こうが真っ暗になっていて、雷が鳴り出して、
稲光が一つから分家し、５つにも７つにもなって落ちまくっている。のに釘づけになる間もなく、竜巻が発生。
この時は竜巻に追われるニコラス　ケイジの気持ちが誰よりもわかりました。
夢を見ているような景色でした。
あのまま向かっていたら集中攻撃に合ってました。

遠くの空がいつもの空に戻り、コーヒーショップを見つけ、ぼ～としていると、「南へ逃げろ」と教えてくれたトラックの兄ちゃんがいました。

お礼を言いに行き握手をかわし去ろうとする彼の肩に物凄い綺麗な字で「青二才」と日本語で刺青が入ってました。

私の命の恩人は「青二才」でした。（笑）

「何か」を感じると言うのは人其々入り方があるのだろうけど。。
視覚や聴覚、嗅覚やヴィジョンや夢、直感など。
自分がどれが入りやすいかを知っとくのは大事だと思います。
競馬の当たり外れには欲が絡んでくるけど、欲のない思考からくる「なんかわからんけど」
こうしたいとか、こう思う。のは間違いなく、当たりだ。
後は、それを信じるか、予定どうり物事を進めるのかは、人其々。
人生が最大のギャンブルなら、予定どうりなんて面白くないと思いませんか？

今日もいい１日を。
皆様、御機嫌よう。

週末の土曜日は南堀江裏庭蚤の市です。
ぜひお越し下さい。