幻想高野。

すっかり忘れていたのですが、高野山の宿坊で働くお友達から「今日はロウソク祭りですよ～」と教えてもらい念願の（笑）
高野山のローソク祭りに行って来ました。

綺麗すぎる。



奥の院に、1万３千本のロウソクの道が出来る。
でっかいお月様のスッゴイ光とずっと続く蝋燭の幻想的な道。
かなり、よろしいな～。

空海（弘法大師）の記述には仏教だけでなく、バラモン教、儒教、医学
天文学、詩文、言語学に関する記述が多くある。
これらを知識レベルでとどめるのではなく、体得している。
火に祈るのは密教だけだと言われますが、人間の無限性と可能性を発揮させていたのが弘法大師だったのかもしれない。
ナザレのイエスやブッタも意識の高みへ入った人達だ。

「今、此処」が意識ひとつで「見える」ものが変わる。

「なむだいしへんじょうこんごう」と唱えて撮った写真。



光のシャワーになってしまいました。（笑）
「ジャーラスタファライ」ならどうなったんでしょう？（笑）

高野山、奥の院に多く健立され見かける丸や三角、四角の石を積み上げた五輪塔。




仏教の教えでは、宇宙は「空」「風」「火」「水」「地」の五つの要素から構成されていると言われています。
人は亡くなると大宇宙の天地に帰り仏と一体化するという意味でもあるらしい。
この五輪塔にはこの五つを意味する梵字（種子）が刻まれています。
人間に例えると、地＝体、水＝血液、火＝体温、風＝呼吸そしてこれらが上手く混ざり合った状態を「空」と呼ぶそうです。

普段は開く事のない扉の奥の弘法大使。

とても、いい夜でした。