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天然酵母パン『Seedfolks』のブログ
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3.11から2ヶ月が過ぎた。

朝、放射能の数値と風向きをチェックし、今の原子炉の状態を調べるのがあの日からの日課になっている。
この、現状が異常だから、今さら、本当は何号機が駄目でした。と言われたところで驚かない。
もう既に、驚かされる前に驚いてますから。

この国は「何」と戦っているんだろう?
「何」を取り戻そうとしてるんだろう?
わからない。「わからない事」は信用できない。

1ミリシーベルトなら安全か?
20ミリシーベルトは危険か?
1ミリシーベルトまでは大丈夫だと安心するより被爆ゼロを。

ヨウ素、セシウムが検出され次はストロンチウム。
汚染された牧草を食べた場合、乳牛は放射性ヨウ素がすぐに原乳に混じる。
ヨウ素は半減期が短いため肉牛は成長の過程で薄まるが半減期が30年と長いセシウムは筋肉に残る。
そして、ストロンチウムは体内に入ると骨に蓄積される。
カルシウム不足でカスカスになっている骨の隙間にどんどんたまる。

カルシウムを摂って下さい。

何が悲しくてパン屋がこんな内容のブログを書かないといけないのか?


創るものはこれから全て、この放射能から身を守るものを創ろうと思っている。

だからパンは今まで以上にハードコアなパンを焼いていくつもりです。(笑)

現状を知り、放射能を知る事はこの先、「生きていく」子供達や私達にとってとても大切なことだ。
「最悪」が終わったわけじゃなく続いていく今からの「最悪」も見ていかないといけない。

茶壷の蓋の代わりはないな。底を蓋にしたくても底がもう溶けたらしいから。
私は蓋を探そう。









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綺麗な海で泳いでる。
嬉しくてどんどん泳ぐ、進むうちに海水はどんどん濁って、しまいには壁にぶちあたる。あせって反対側に泳ぐのだけどまた壁。
空を見上げると空にも壁。
自分の泳いでるのは海でなく原子炉の中だと気づく。
そんな、夢を見た。

夢ならいいが、起きても覚めない現実だ。


正体の見えないものほどやっかいなものはない。

3.11からもう1ヶ月。

私にある日突然、「原子炉が壊れました。直して下さい。」と言われても
なんの事だかわからない。
まったく直し方のわからん「私」の団体が東電か。。。
放射能の安全基準地は、基準値の何倍、何倍と毎日引き上げられる。
変更できる安全基準ってなんなんだ?

毎日、風向きをチェックする事に慣れ、雨には気をつけおまけに放射能も愛で包んだらどうにかなるのか?

どうにもならない。

どうにもならない流れに乗せられ、流れ出た汚水の食物連鎖や5年、10年先にもっと悪い現実を見る。
その現実に直面する子供達。
どんな小さな事にも誤魔化されてはいけない。

細かな情報なんか知らなくても、良いものと悪いものの区別ぐらい子供でもできる。

今、起こってる事は慣れる事でも必死に情報を取り込む事でもない。

今なら間にあう選択肢もある。

舵は自分で取るべきだ。





子供達と過ごした春休み。

長女は土壁を塗ってくれ、大工仕事の傍らで思い思いのものを作り、料理やおやつはワイワイみなで考えて各自やりたい事をやる。
ルールはひとつ。
手を加えたら最後まで。





何日の何曜日なのかわからなくなる日々。楽しい。
しっかり合うのは、やはり腹時計。正確ですな。(笑)

子供達ですらやり始めた事はやりきる。
駄目な所や、具合の悪い所はごまかさずやりきる。

詰めの甘い原子炉も、手を加えたのなら最後まで。
想定してなかったでは、子供達も納得できない。素晴らしく天気のいい心地いい風にのってやってくる「吸えない」煙を何もわからないこの子達に吸わすなと、私は人生で味わった事のない怒りを経験している。


子供達が強く生きていける場所を存分に楽しみながら創っていこう。







お山の春。





春休み。子供達と探検。(本気の)
とにかく、がんがん歩く。行けるとこまで川の上流を目指し、斜面を登り
着いた先は飛び込むには絶好のポイント。


昼ご飯は、長女が作ったうどん。
とにかくがんがん踏む。
お腹が空きすぎて最後は生地を引っ張るすいとんになり、うどんとすいとんの粉ラボは本当にシコシコして美味しかった。

毎日、踏んでくれてもいい。(笑)








やることは沢山ある。
が、腹に力が入らない。
頭だけが物凄く思考している。

震災から問題は増えるばかりで何ひとつ解決していない。聞こえてくる答えは「直ちに人体に影響を及ぼす数値ではない」とまるで呪文のように唱えている。

1号機から4号機までの原子炉を熱を下げるため冷却作業を行なっているが、今までその「冷却」に使った海水の5000トンは何処にいったのか?冷却とは冷ます事だ。
4号機には今まで使われた放射能の「かす」が入っていた。
「かす」が入っていただけなのになぜ発火したのか?
その「かす」は100年水の中に漬け込んでいても冷めないものだからだ。そして、溜まりに溜まった「かす」を六ヶ所村の土の中に蓋をして終了なのか?
「冷却」で使われた海水は、17日から21日で既に4000トンから5000トンを海に流している。
5000トンの海水を使って原子炉の中を、放射能を洗い流している。
これは「冷却」なのか?

そして、原乳から出た放射能。
では、飲まなければ大丈夫なのか?
牛が、放射能を、鼻から、吸いこんでいる。
それは、子供達が同じように吸いこんでいるんじゃないのか?
食物連鎖が始まっている。

「直ちに人体に影響を及ぼすものでない」
この呪文には要注意だ。

「現実から目をそらすな」そうすれば全てが見える。









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